K38JAPAN | 水上安全運航教育機関

水上安全運航教育機関

K38JAPANとは

小型船舶等の国際的な基準に基づく安全運航教育、水辺における溺水防止と
救難救助、救助技術講習等により水上安全の普及・啓発を図ります。

K38JAPAN は、公益財団法人マリンスポーツ財団が、アメリカの水上安全運航教育機関であるK38 Water Safetyと提携し、2008 年に、公益財団法人マリンスポーツ財団の内部組織として発足。現在、日本各地で水上オートバイによる水上の安全運航及び救助・操船技術講習会や、マリンスポーツイベントにおける安全管理等を通じて、水上安全の普及・啓発活動を行っています。
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水上オートバイの特性を活かす

水上オートバイ(PWC)は、遊びの道具から、
レスキューの道具(RWC)へ

水上オートバイ(PWC)は、遊びの道具として生まれ、手軽で楽しい乗り物として発展してきました。また反面、容易に考え、簡単に扱ってしまうことからも、多大な悪影響を与えてきたことも忘れてはなりません。私たちは今一度原点に立ち戻り、水上オートバイの構造や運航上の特性を理解し、その長所を最大限に活用し、短所を徹底的に補う努力を、レスキューを切り口にして提案します。

水上オートバイ(RWC)の特性

1.水上への進水が容易である
2.ジェット推進による高い加速力と高速移動能力
3.ハンドルと体重移動により高い旋回性能と機動性をもつ
4.プロペラの露出が無く浅瀬を航行できる
5.転覆復原が容易である
6.乗船者の身体が外界に露出している
7.要救助者へのアクセスが良い

※PWC=Personal Watercraft
※RWC=Rescue Watercraft

水上オートバイレスキューの国際事例

ハリケーン・カトリーナ

2005年の8月にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナのレスキュー活動に、K38も参加しました。甚大な被害を受けたルイジアナ州ニューオリンズは陸上面積の8割が水没してしまい、RWCで救助が必要不可欠な状況でした。高速道路のランプを利用して川のようになった道路にRWCを降ろし、水没した家を一軒ずつ回っていき、家のなかや屋根の上に取り残された大勢の人々を避難所へ移送しました。この地域は漁港やマリーナが多い場所なので、使用不能となったボートなどをRWCで牽引し、一度に多くのひとを移送したりもしました。劣悪な環境下での救助活動においても、RWCは非常に頼もしく、心強い存在です。

ハリケーン・カトリーナ

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災によって押し寄せた津波で浸水する町の中、PWCの販売店マリンメカニックのオーナーでありマリーナも経営されている今崎さんは従業員の鈴木さんや地元の消防と共にPWCを利用し、100名以上の人々を救助しました。今崎さんはマリーナに戻り、散乱するガレキの中からやっとの思いで使えそうな一台のPWCを見つけ出しました。車やガレキ等が浮いている水面の上でPWCの安定を失わないように注意しながら、PWCがついには壊れる6時間もの間、助けを求める一人一人を安全な場所へ運び続けました。今崎さんの勇気や、PWCに対する技術と知識が、多くの救助を結びました。

東日本大震災

K38の世界組織体制

K38 Water Safety は、米国沿岸警備隊(US Coast Guard)により定められた安全運航基準認定の船舶教育組織である全米安全運航評議会(NSBC)の傘下において、主に小型船舶等の安全な運航、操船及び救助技術、ルールやマナーの遵守、水域環境の保護などを教習・啓発する教育機関です。

創始者のショーン・アラディオは、全米安全運航法管理官協会(NASBLA)/ NSBC インストラクターとして、南カルフォルニアの本拠地を中心とした全米国領域にとどまらず、世界各国で数多くの水上安全運航教育を行っています。

US Coast Guard米国沿岸警備隊

安全運航計画

NASBLA全米安全運航法管理官協会

安全運航基準

K38(PWC教育機関) Poland Japan Italia Canada Portugal Spain UK & Ireland Kanalu(Hawaii) Sweden Cyprus

創始者 ショーン・アラディオからのメッセージ

Shawn Alladio

-K38創始者

-K38 Water Safety 代表者

常に災害のリスクと隣り合わせに暮らす日本人は勇敢な人々だと感じます。これらの災害への準備は適切な機器、技術、意志、ベストプラクティス(手法)が必要です。私たちの専門的な水難救助技術は海に囲まれる日本の水上安全への近代的なアプローチとして一致するものだと確信しています。リスクに立ち向かい、妥協することなく、必要とされるもことを行うK38 JAPAN、インストラクター幹部、レスキューウォータークラフト(RWC) 関係者と共に訓練できることを私は誇りに思うとともに、大変光栄です。安全性に対する情熱を持っている私たちは、常に基準(スタンダード)を高く志しています。私は、K38のメンバーそしてその受講者の皆が与えられたスタンダードを守り、公共のための安全性を追及するため、その先にあるスタンダードを常に追い求め続けてほしいと考えています。自然が私たちに何を対策とし、しなければならないかを教えてくれる。 私たちK38 JAPANは常に教訓から学び水難救助技術の向上を目指しトレーニングをし続けます。

-K38 Founder and Subject Matter Expert

“The people of Japan are a courageous and noble people who live with extreme natural events. Preparedness for these events requires the proper equipment, methods and best practices that will ensure the Japanese ocean heritage is matched with a professional approach to water safety and modern rescue techniques. I am proud and honored to work and train alongside with our K38 Japan instructor cadre, elite Rescue Water Craft Operators in partnership with colleagues who understand the risks and are willing to do what is required of them without compromise. We are passionate about safety and standardization. We realize that standards are a status quo, we expect our students to exceed the standards and become stewards and ambassadors of public and professional safety. We care at K38 Japan and for this we train, because nature tells us what we must do.”